![]() |
|
![]() |
「かつおの旅」第26号 か つ お の 旅(第26号)
「外国人登録者数」 財団法人高知県国際交流協会 皆さんは「外国人登録者数」という言葉を耳にしたり目にしたことがあるでしょうか?これは、連続90日を越えて日本に滞在する外国人が、その居住する市町村に外国人登録をした外国人の数です。 先日、この数値を取り上げて、当協会主催の「日本語ボランティア講師養成講座」で受講者約40名を相手に「ボランティアで日本語を教えようとする外国人の背景」についてというテーマで講義をしました。外国人といっても様々な背景を持つ外国人が日本に暮らしています。それをある程度まで把握する上で役に立つのがこの「外国人登録者数」の情報です。私のような国際交流協会の職員は一般にこの数値を参考にしながら国際交流事業や外国人住民のための施策をあれこれ考えています。 「外国人登録者数」は、国籍別・在留資格別に分類して市町村が集計し、最終的に法務省入国管理局が全国の外国人登録者数を集計しHPなどで公表しています。最新の統計によると、平成20年12月末現在、2,217,426人の外国人が日本の各地に居住しています。 高知県には平成21年12月末現在で3,625人の外国人登録をした外国人が居住しています。高知県に住む外国人の特徴は、国籍別の場合、全国的に多いブラジルやペルーといった南米出身者の外国人が極端に少なく、この2カ国を合わせても21名しかいません。ブラジル人やペルー人が多く住む地域には自動車部品などの製造工場が数多くありますが、高知県にはそのような工場が少ないことが南米出身者の居住者が少ない背景として浮かび上がります。 日本での活動目的などで分類している在留資格別の場合、最近の特徴として、高等学校や専門学校で学ぶ留学生(在留資格では「就学」に分類される)が、ここ5年間で300人程度増加していることです。これは、県内にある私立高校が近年海外からの留学生を大量に受け入れていることなどと大いに関係があると言えます。 また、講座の説明資料を作成する中で、高知市に居住する外国人の約56%が「永住者」と「特別永住者」に分類される永住資格を持つ外国人であることも分かりました。この数値は、県全体の割合の約35%、全国の割合の約41%と比較しても高いことが分かります。統計資料をさらに分析すると、高知市の「特別永住者」の割合が高知県全体より高いことも判明し、このことから、高知市におけるいわゆる在日韓国・朝鮮人の居住割合が高いことを知ることができました。 このように「外国人登録者数」の情報を細かく分析すればするほど、外国人がどこの国から来日しどういった目的で地域に住んでいるかを詳しく知ることができます。みなさんもこの「外国人登録者数」の情報をつかんで国際交流活動に臨むことで、これまでとは違った視点で国際交流活動を行うことができるのではないかと思います。 バックナンバー
|
| | インフォメーション
| 協会の活動 | 多文化共生コーナー
| KIAだより「かつおの旅」 | | ボランティア募集 | 施設・図書の紹介 | 機関誌の発行 | 友好姉妹都市交流 | 各種申込 | | 国際交流関係団体一覧 | KIAメルマガ | リンク集 | |
|
| © Kochi International Association All Rights Reserved. | |