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KIAだより「かつおの旅」

「かつおの旅」第14号
2005/ 11/ 14

か つ お の 旅( 第14号 )

「私の中の韓流」

      財団法人高知県国際交流協会
                                  マネージャー 中内 新子


今、日本全国“韓流”ブームとか・・・そう言えば高知市内にもヨン様のポスターやグッズが店内に並び、めっぽう韓国やヨン様情報に詳しいママのいる喫茶店があると新聞に紹介されていたのを思い出しました。何を隠そう、そう言う私も、韓国ドラマにはまり、「冬のソナタ」、「美しき日々」、「天国の階段」、「悲しき恋歌」等々、毎週テレビにくぎ付けになり、今また、「チャングムの誓い」に一喜一憂している一人です。

一口に韓流と言っても様々です。もちろん、ヨン様を始めとする韓国イケメン俳優に夢中になっている人、プルコギ、石焼きビビンバ、サムゲタンと韓国料理に目のない人、韓国の音楽やドラマに心惹かれる人等それぞれの価値観でマイブームを起こしているようですが・・・私の場合は何と言っても現在自分が担当している「子どもアジア文化体験韓国派遣事業」を通じた韓国との友好交流が“私の中の韓流”となっています。

この事業は、日本と一番近い隣国・韓国に県内の中学・高校生を派遣し、ホームステイ体験や同世代の子ども達との交流を通じて韓国の文化や習慣を体験し、相互理解と友好を図ることを目的としており、平成10年度の実施から現在までに110名の中学・高校生が韓国を訪問し、同世代の子ども達との友情を育んで来ました。

韓国訪問のハイライトは、なんと言っても現地でのホームステイです。子ども達のほとんどがホームステイ体験は初めてであり、ホストファミリーとの対面式では期待と不安で複雑な表情をしています。子ども達の名前が呼ばれるたびに、随行している私でさえもまるで母親になったかのようにハラハラ、ドキドキの連続です。

「こんにちは」と、韓国の子ども達から差し出された手に、恥ずかしそうに「アンニョンハセヨ」と答えて握手が成立した時から、子ども達の緊張感は不安から喜びへと一変します。後は、もう大丈夫。習いたての韓国語と英語を駆使した自主交流にお任せです。

ホームステイが終わって帰ってくる子ども達の表情は、行く前とは見違えるように生き生きと輝いています。こうした感受性豊かな、多感な時期にはホームステイの様な異文化体験も素直に受け入れられ、大きな感動を得るだけでなく、子ども達にとっても、やれば出来るんだと言う自信に繋がっているように思います。

事業の担当者として、子ども達の傍で同じような感動を共有できた事を嬉しく思うと共に、温かく受け入れてくださった韓国の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。こうした個々の交流の積み重ねが、日韓相互理解と友好を築いて行くのだと改めて実感しました。

来年1月には、青少年相互交流の一環として今度は韓国から高校生が来高し、高知でホームステイ体験や学校訪問等を行う予定です。高知の子ども達が体験したと同じように韓国の子ども達も期待と不安を胸に来高することでしょう。私たちも温かい気持ちで迎えてあげたいと思っています。

 


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