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KIAだより「かつおの旅」

「かつおの旅」第11号
2005/ 9/ 5

か つ お の 旅( 第11号 )

「青年海外協力隊に参加して」

                          JICA四国
                                           高知県国際協力推進員  中井 浩



いつもやってる事をやる。朝日が昇ると炭を焚き、お昼は家族と囲みます。日が沈む頃に水を浴び、夜は家族と眠ります。メコン川が流れる東南アジアの内陸国ラオスは独自の不思議な雰囲気を漂わせています。政治的には社会主義政策をとっていますが、たまに学校で開催される政治集会以外には全くそれを感じさせません。世界最貧国の1つだと言われていますが、周辺国と比較して物乞いが少なく、あまりそれを感じさせません。短期間の訪問者は優しい人々を見てこの国を好きになるでしょう。旅行者のリピーターが大変多い国なのです。バス停では、ラオ語、ベトナム語、中国語、英語およびタイ語などが飛び交い、周りの騒音から知っている言語が聞こえると安心させられます。

私は青年海外協力隊員として2年間ラオスで暮らし、こんな人生の過ごし方があったのだと気付かされる場面に何回も出会いました。私はラオスの地方都市にある農業専門学校に技官として派遣されました。約140種類ある青年海外協力隊の職種の中で、果樹という職種で青年海外協力隊に参加しました。

ラオスにおける公務員の平均月給は約20ドル。ほとんどの公務員が何か内職をしています。養鶏、野菜作りまたは民芸品作りなど、内職の内容はバラエティーに富んでいます。お家の近くに東南アジアの方がいらっしゃったら、ベランダのプランターで野菜を作っているかどうか聞いてみてください。きっと大多数の方々は自分が食べるための野菜を作っていると思いますよ。ですので、ラオスでは本業と内職の折り合いを上手くつけて、たとえば本業に力が入っていない日があっても、それは怠けている事にはならないのです。1日の本業の労働時間は5時間程度で、5時以降に働いている人はほとんどいません。夕方以降は、現地語で「座り遊び」という言葉があるくらいで、家族や近所の人たちと団らんします。ラオ人の日常は家族単位で営まれ、集落は住民全員が家族かのように助け合います。そしてゆっくりと時間が流れます。

ラオスから帰国して、日本の奇妙な光景に気付きました。電車の中でも飲食店の中でもたくさんの人たちが下を向いて携帯電話でメールを打っています。大勢で飲み会をした時には色とりどりの食べ物が並び、最後にはたくさんの食べ物が捨てられます。電車やバスが、ダイヤを1分も遅れる事なく正確に到着します。これらの事は、ラオスに行く前までは常識として認識していましたが、一度国外に出た事で客観的に見る事ができたのかもしれません。青年海外協力隊に参加した事で、カルチャーショックとその逆を両方体験できたのです。

私は今、(財)高知県国際交流協会にデスクを置かせて頂き、JICA高知県国際協力推進員として活動しております。青年海外協力隊およびシニア海外ボランティアに興味を持っている方々のカウンセリング業務をしております。少し興味があるという方でも結構です。いつでもお問い合わせください!

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