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日本語ボランティアを養成

〜県下の在住外国人の支援体制強化〜



 高知県内の在住外国人は、平成15年12月現在で約3,800人と年々増加する傾向にあり、居住地域も高知市周辺地域から県下全域に広がっています。こうした中で、堪能な日本語を話す外国人もいる一方で、日本語を教える機関や学ぶチャンスなどに恵まれず、日本語を理解できないまま生活をしている外国人も増加しています。
  国際交流協会では、在住外国人の支援策の一環として従来から、日常生活を快適に過ごすために必要な基礎的な日本語を指導する「日本語講座」を開催しています。しかしながら、在住外国人の増加と居住地域の広域化が進む中で、支援体制をより強化する必要があるため、今年度から日本語を指導できるボランティア講師の育成に取り組み始めました。
  本年7月、ボランティアで日本語教育をやりたいという初心者を対象に「日本語ボランティア講師養成講座」を開催し14名の方が受講されました。初めての講座の開催でしたが、定員をオーバーする応募者があったため、来年1月中旬には2回目の講座の開催を予定しています。(協会ホームページ募集予定) 
  また、去る10月30、31日には、社団法人国際日本語普及協会(AJALT)の協力を得て、在住外国人の日本語教育支援を行っている経験者を対象としたレベルアップ講座「平成16年度高知県日本語ボランティア研修」を開催しました。
  国際交流協会としては、今後、継続的にこうした講座を開催するとともに同講座の受講者を核に県下的に日本語ボランティア活動の裾野を広げる取り組みを進め、将来的には日本語教育に携わるボランティア活動者のネットワークを構築できればと考えています。
  当協会では、日本語ボランティア講師の登録を行っていただき、それぞれの地域や協会事業のサポートにも参加していただくことを考えています。「在住外国人のために日本語を教えたい」など、日本語ボランティア活動に関してご興味のある方は、協会まで是非ご一報くだい。




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