ニーハオ安徽

2000年 第12号

 

 

平成12年度海外技術研修員紹介

 今年6月に安徽省から研修員として余本付さんと黄先青さんが来高しました。二人の専門は林業で、来年3月まで高知県森林政策課、森林技術センター、伊野林業事務所などで研修します。ニ人にお話を伺いしましたので紹介します。



来日されてまだ二ヶ月ほどですが、日本の生活にはもう慣れましたか?
黄さん
 はい、かなり慣れました。でも、日本語がまだまだですね。来日前に上海で二ヶ月、来高して約一ヶ月日本語の研修を受けましたが、今は自己紹介と日常会話が少しできる程度です。専門の研修を日本語で受けることを考えると、かなり不安です。

家族と離れて暮らすのは寂しくないですか?
余さん
 寂しいです。毎晩中国に電話をしています。
黄さん
 私が電話をするのは月に一度くらいですね。月曜日から土曜日までは日本語の研修があったし、週末も折り紙教室やよさこい祭りの練習で忙しかったので、家族のことを思い出す暇がありませんでした。(笑)

この10ヶ月の間にどんなことに挑戦したいと思っていますか?
余さん
 林業技術の研修に全力投球するつもりです。でも、時間に余裕があれば日本文化を体験してみたいですね。
黄さん
 日本に来る前から日本文化に興味がありました。日本料理や生け花、書道、俳句などを習ってみたいし、日本の家庭にホームステイして日本の生活様式を知りたいと思っています。

日本と中国の文化や習慣の違いは感じますか?
黄さん
 特に違いを感じるのは食事です。日本人は生ものを好んでよく食べますよね。中国ではトマトときゅうりは生でも食べますが、その他は生で食べる習慣がありません。 また、昼休みが短いのが非常に残念です。中国では昼休みは2時間くらいあるので、たいていその間に昼寝をします。昼寝をすると疲れがとれて元気になりますよ。日本の昼休みも長くすることをお勧めします!
余さん
 日本に来て、「日本人は本当に一生懸命働いている」と思いました。また、何事にも計画性がある点も驚きです。例えば、研修にしても先の先まで予定が決まっているし、会議一つをとってもタイムスケジュールが細かく設定されています。細かいところまで気を配っていますよね。
黄さん
 驚いたといえば、日本人が中国についてあまり知らないことに驚きました。マスコミも中国に関する報道はあまりしていないように思います。中国のマスコミは日本についてたくさん報道していますよ。

日本と中国の文化の共通点は感じますか?
余さん
 何と言っても漢字でしょう。これは素晴らしい共通点ですよね。日本語が話せなくても漢字を書けば、なんとかコミュニケーションをとることができるのですから。 私には5歳になる息子がいるのですが、彼が3歳のときから漢字を教えています。
黄さん
 私は2歳で漢字を習い始めました。教育熱心な親はみんな、子どもが小さいときから漢字を教えていますよ。  子どもたちはいい大学に入るために、幼稚園のころから一生懸命勉強しています。大学を卒業すると高収入で安定した仕事に就けるので、高校を卒業した生徒のうち4割は大学に進学します。

今後の抱負を聞かせてください。
黄さん 
 研修では林業企画や行政管理を、プライベートでは日本や高知の文化をしっかり学びたいです。
余さん
 残りの9ヶ月の間に、日本の進んだ林業技術を学んで、帰国後、安徽省のレベルに合わせてそれを活用したいと思います。


 
 

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